インターネット犯罪

不正取引被害補償について

1.補償金額

個人のお客さま:原則として全額

法人のお客さま:最高2,000万円(年間1回限り)

◎以下の補償条件により個人・法人にかかわらず、補償金額が変わる場合もございます。
また、補償条件が遵守されていない場合は、被害金額全額が補償されない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

2.補償条件

補償条件は個人・法人の補償に必要な条件を表示しております。 (下記の「補償条件項目」をご参照ください)

3.補償基準

◎上記の補償条件の遵守状況や被害に遭われた状況を踏まえ、個別の事案ごとに補償の判断を行います。

4.被害に遭われたら

  1. (1)まずはお取引店にご連絡をお願いします。その際に以下のことをお伝えください。
  • お名前、口座名義、口座種類、口座番号
  • いつ被害に気がついたか
  • 被害金額はいくらか
  • 取引明細の振替科目や印字摘要には何と書いてあるか
  • お客さまの日中連絡可能電話番号
  1. (2)後日、お取引店担当者より詳細情報についてお聴きします。その際に補償条件等の確認をさせていただきます。(実際に訪問し、パソコンを確認させていただく場合もございますので、あらかじめご了承ください)
  1. (3)補償額が決定されましたらご連絡差し上げます。補償金が支払われることになった場合は、口座振込にて行われます。(当金庫口座かつ同一名義に限ります。被害に遭われた口座でなくても可能です(新規口座作成や既存別口座))

インターネットバンキングの不正取引被害にあったパソコンでは、その後はインターネットバンキングを利用せず、別のパソコンでのご利用をお奨めします。当該パソコンしかお持ちでない場合は、OSの再インストールやウィルスの完全スキャンなどをご検討いただき、セキュリティ対策を万全にしていただき、再度被害に遭わないよう注意してご利用ください。

※ 不正取引被害にあったパソコンは警察での検証が済み、使用許可が出てから使用開始をご検討ください。

補償条件項目

補償条件項目 個人 法人
①セキュリティ対策ソフトウェアの導入(要アップデート)
②基本ソフト(OS)、ブラウザなどのアップデート
③パスワードの管理
  • パスワードを複数のサービスで使い回さないこと
  • お客さまカードにパスワードを追記していないこと
  • ログインIDやパスワードを他人に教えていないこと
④推奨環境による利用(サポートが終了したソフトの使用禁止)
⑤金庫が提供しているセキュリティ対策の利用(対応機種・動作機種のみ)
個人IBワンタイムパスワード、Rapport(ラポート)等
法人IB取引認証ワンタイムパスワード、電子証明書方式の利用、Rapport(ラポート)等
⑥預金等の不正な払戻し被害に気づかれた後、当金庫に速やかに通知いただくこと(原則として30日以内)
⑦当金庫の調査に対し、お客さまから十分な説明をいただくこと
⑧お客さまが警察署へ被害事実等の事情説明を行い、被害届の提出を行い捜査に協力すること(被害届が不受理の場合は速やかにご相談いただいたお取引店にご連絡をお願いします
⑨故意による不正使用でないこと
  • 他人から強要された不正使用でないこと
  • 家族、同居人、使用人による不正行為でないこと

※⑤のセキュリティ対策には今後実施されるセキュリティ対策も含まれます。

※当該損失を補填する他の保険にご加入されているにもかかわらず、その内容を当金庫に通知いただかなかった場合、損害は補填されません。

※端末、通信媒体または通信経路が正常な機能を発揮しない状態で本サービスの不正利用が行われた場合、損害は補填されません。

※戦争、変乱または地震、噴火に基づく著しい秩序の混乱に乗じてなされた行為による損害は補償されません。